2015年12月18日金曜日

つるみの地で平和の実現に向けて考える

鶴見中央YMCA、YMCAつるみ保育園、YMCAライフサポートセンター鶴見
「つるみ平和を祈るつどい」実施報告

 11月29日(日)「つるみ平和を祈るつどい」が行われました。これまで、年に一回「つるみみんなで祝うクリスマス会」を行ってきた準備委員が中心となり、戦後70年を覚え、平和について共に考え、YMCAと区内にある教会同士の交わりの時として実施されました。



 平和の実現に向けて熱心な活動をされている鈴木伶子氏を講師にお招きし、「暗闇の中に輝く光」と題して講演を伺いました。世界規模での平和から、自分の身近な平和まで、広く平和について考える時となりました。一貫して「ゆるし」について触れられていました。ゆるすことは難しいですが、人は一人では生きていけません。誰かと共に生きる上で、穏やかな気持ちで日々過ごすためには、時として自分の考えを変え、憎しみを抑え、耐えることも必要だということを学びました。またよく耳にする「敵を愛しなさい」という言葉について、「敵(相手)の立場に自分を置き、相手を理解していくこと」というメッセージが印象に残りました。


講演後に行われたグループディスカッションでは、平和の実現に向けて活発な意見交換がなされ、時が経つのもあっという間でした。初めてご参加された方もいらっしゃり、教会の枠組を越えた交わりの広まりを感じられました。
 多くの方々にご協力いただき、戦後70年という節目の年に、区内の教会とYMCAが一緒になって顔の見えるつながりを築き、平和を覚えて豊かな一時を過ごせた恵みに心より感謝申し上げます。今後も鶴見の地で、このような交わりを広め、深めていくことができればと願っております。

   
                         (鶴見中央YMCA:平和を祈るつどい実行委員会)