鶴見中央地域ケアプラザ・つるみサマーフレンド2015のご報告
~鶴見中央地域ケアプラザ&生麦地域ケアプラザ コース~
8月7日に鶴見中央地域ケアプラザと生麦地域ケアプラザが主催する「つるみサマーフレンド」が行われました。「つるみサマーフレンド」とは鶴見区社会福祉協議会と一緒に鶴見区内のケアプラザやその他団体が障がい児の夏の余暇支援として、さまざまな体験の場を提供している事業です。
今年は、横浜YMCAのワークサポートセンターアンジュまで行き、みんなでパン作りを行いました。ワークサポートセンターアンジュは、戸塚区に位置し、横浜市地域活動支援センター障害者地域作業所型であり、障害を持つ方への就労・自立支援としてパンの製造・販売を行っている拠点です。
当日はボランティアと参加者の顔合わせでスタート。行きは公共機関で行くため、朝早くから鶴見中央地域ケアプラザに集まりました。参加者の中には電車好きの子が2名。移動中も追い越す電車の名前を言ったり、駅名を教えてくれたり。中にはマニアックすぎて分からない内容も…緊張した顔持ちの子もいましたが、みんなスムーズに電車とバスで移動できました。
アンジュに到着するとメンバーが入口で出迎えてくれていました。パン作りではあらかじめお家で書いてきたパンの絵を参考にしながらボランティと一緒に形作り。
ロールパン型やねじりパン型など様々な形のパンを作っている子もいれば、アンパンマンや電車など自分の好きなものの形を作っている子もいて、一つひとつのパンにその子の個性があふれていました。
パン作りが終わったあとはパンが焼きあがる時間まですぐ近くの大学でごはん。みんなパン作りに熱中したためか、お腹すいていてペロリと食べてしまいました。
食事の頃にはボランティアと参加者も打ち解けていて、楽しそうでした。
焼きあがるころを見計らい、再びワークサポートセンターアンジュへ。子どもたちやボランティアが作ったパンはとても美味しそうに焼きあがっていました。一人ずつ手渡されたパンを待ちきれずにその場で食べる子も。やはりパンは焼き立てが一番おいしいですね。お母さんにお土産にすると大切に出来上がったパンをしまっている子もいました。
最後は近くのお店でアイスを食べました。お昼を食べたばかりでしたが、甘いものは別腹の様子。暑い夏に涼を運んでくれ、みんなおいしそうにほおばっていました。
帰りは貸切バスで帰宅。
お母さんたちが迎えてくれると子どもたちもほっと安心の表情。楽しいこともたくさんだったけど、やはり緊張もたくさんあったんですね。
ご協力いただいた横浜YMCAワークサポートセンターアンジュのみなさん、ありがとうございました。
みんなの夏の思い出の1ページになったら良いです。今後もこのような活動を続けていきたいと思います。
(鶴見中央地域ケアプラザ 丸山 直子・谷 亜由美)