2015年5月31日日曜日

陸前高田でのボランティア活動のご報告

鶴見中央地域ケアプラザ ・陸前高田での活動報告

2015年5月16日から2日間、陸前高田市にある、「復興サポートステーション」でのボランティア活動に参加してきました。
今回は、広田町で伐採された木材の整理を行いました。植樹のために、業者さんに山の伐採を依頼した所、木材として使える材料だけ持ち帰り、あとの端材は山積みのまま放置され、道路に落ちそうで危ないというご相談でした。小枝や葉っぱを切り落とし、薪として使用できるように選別を行いましたが、思った以上に量が多く、この作業が終わり、元の景観を取り戻すにはどれ位の時間が必要なんだろうと思いました。


人々の生活のための復興が進む一方で今は自然再生のための作業がたくさんあると感じました。自然が再生されるまでに作業はコツコツと長期戦になると思いますが、いろいろなことを考えさせられる良い機会となっています。

<一緒に参加された方のコメント>

今回もたくさん学び、出会い、楽しみました(^_^)                      
空が高い、緑が濃い、 星空が美しい…
人々があったかい
温泉も入れるヽ(´o`;

 知恵がつく…

自分が見えてくる。
だから、また来たいって思える
この場所、この出会いに 

惹かれて…

震災から月日が経つにつれ、ボランティアへのニーズも変わっています。
生きることから、生活し続けることへ。
私達の意識も変わってきます。

喜びや楽しみに惹かれて、また来たい!そういう気持ちが湧く方が、息の長い、心からの活動につながると、感じます。

(鶴見中央地域ケアプラザ 谷 亜由美)

2015年5月7日木曜日

デイサービス5月の行事

鶴見中央地域ケアプラザ デイサービス5月の行事のご報告

 デイサービスでは、2015年5月5日(火)「端午の節句」をテーマに大きな鯉のぼりのちぎり絵と、花菖蒲の壁飾りを作成し、柏餅に舌鼓をしました。
 「端午の節句」もともとは中国の厄払い行事だったってご存知ですか?「端」は「はし」、つまり最初という意味。「午の月の最初の午の日」で5月5日を祝うようになりました。日本に伝わるとまず、田植え前の女性が身を清める神事と結びつき女性の節句に。武士の世の中になると「菖蒲」と「尚武」をかけ男の子の祭りに。昭和23年からは男女の別なく子どもの幸せを願う「こどもの日」になったそうです。柏餅は、柏の葉は新芽が出るまで落ちないことから、江戸時代、家系が絶えない縁起ものとされ食べられたようです。






鯉のぼりは一週間をかけて、みんなで折り紙をちぎり、デザインを決め、配色を考えて取り組みました。三匹の鯉のぼりが空高く元気に泳いでいる姿が印象的な作品となりました。花菖蒲の壁飾りは、お花の部分に和紙を使用して雰囲気を出すのと、長い茎を作成したのがポイントです。こういった作品には切る、貼る、組み立てる作業が必要で、手指の機能維持、保持、向上につながります。また、季節を感じることは日常生活に彩りを添えるものにもなります。
今後もみなさんに楽しんでもらえる催しものを開催していきたいと思います。

                  (鶴見中央地域ケアプラザ 白井 智浩)

2015年5月4日月曜日

鶴見中央地域ケアプラザ 「地域行事のご報告 ~鶴見田祭り~」

鶴見中央地域ケアプラザ 「地域行事のご報告 ~鶴見田祭り~」

 2015年4月29日(水)鶴見中央地域ケアプラザ近くでお祭りが行われ、スタッフ数名がお手伝いとして参加させていただきました。鶴見中央地域ケアプラザは、地域の身近な施設として、様々な相談に対応するとともに、デイサービス(通所介護)を行ったり、地域で活動している団体に活動場所を提供したりと様々な福祉サービスを一体的に提供する施設として機能しています。今回はその活動の一環として地域の行事に参加をさせていただきました。



当日ははじめ曇っていたのですが、お祭りが始まるころには太陽が出てきて、汗ばむほどに。準備をしている地域の皆さんは手馴れたもので、物品が届くとあっという間にテントや出店の準備が終わってしまいました。

地元の方をはじめ、子どもたちからお年寄りの方までたくさんの人で賑わっていました。地元の中学校の学生が豚汁やカキ氷を販売するとともに、各町内会からは焼き鳥の販売や、いなりずし、アイスクリームの販売、中には珍しいバナナの叩き売りの出店もありました。
 
     
今回のお祭りでは、横浜YMCAの活動にご賛同いただき、現在行っているネパール大地震緊急支援募金の募金箱を会場の2箇所に設置をさせていただきました。短い時間でしたが、多くの方にYMCAの活動を知っていただくとともに、ご協力いただきました。また、JICAからの研修生5名もお祭りに参加をさせていただき、焼き鳥を焼く体験をしたりと地域の皆さんと一緒にお祭りを楽しみました。


当日ご協力いただいた地域の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。


(鶴見中央地域ケアプラザ 島田 徹・丸山 直子)